請負契約における水道工事と言っても堅苦しく考える必要はありません。 普段から自然にしている行為が、請負契約そのものです。 工事や修理を依頼して、どれくらい費用が必要か尋ねて、それならしてくださいと注文。 工事や修理が済んだら出来具合を確認して費用を支払う。 特に書類が交わされたわけではありませんが、立派な請負契約における工事です。
さて、なぜこんな事を書いたかというと、請負以外のかたちがあるからです。 ちょっとわかりにくいですが、請負工事だから、指定工事店がするのです。 請け負うから指定工事店にならなければならないのです。その工事に於いて利益を得ないなら、 請負でないのなら、指定工事店である必要はないと言うことに他なりません。 言い換えると、自分の家の工事を自分でするという選択肢も有るからです。 これについては、次のコーナーで説明します。
数ある指定工事店の中から、自分にあった工事店を選ぶわけですが、どういった基準が考えられるでしょうか。 とにかく安くあげたいとか、少々高くついても長く使うものだから気に入ったものにしたいとか、 工事の後のメンテナンスが一番心配だとか、いろいろ考えることは多いでしょう。 そんな中で一番大事なことは信用できる業者はどうして選ぶか、だと思います。
条件を整理してみますと。
なぜ、地元にこだわるか。地元と言っても隣接する市町村でもかまわないですが、 この地元というのは、地に足をつけて営業していると言うことです。 つまり地元に根を下ろしていて、近所の人は誰もがよく知っている存在であると言うこと。 これがどういう事を意味するかと言えば、無茶はできないと言うことに他なりません。 もうおわかりと思いますが、まっとうな商売をしていなければ、 そこには続けていられないと言うことです。言い換えれば監視の目がいつもあると言うことですね。 だから地元にこだわるわけです。
これも上の地元であることと共通しますが、地元で店を構えていて、 ずっと地元で生活している人は総じて安心だと思いませんか。 こういうお店なら、いつでも修理に来てくれます。工事が済んだ後も安心と言うことですね。
ここで少しお断りしておきます。 地元の業者でないとだめだと言っているわけではありません。また、 店を構えていなければだめだと言っているわけでもありませんので、ご注意下さい。 店を構えていない人への差別的発言ととらえないでください。 あくまでも一般的なものの見方と言うことですので。誤解の無いように願います。 言い換えれば、私ならそうするよと言う、私見です。