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【親記事】


銅管の接続のコツってありますか?

  にわか水道屋 : 2010/02/03(Wed) 18:49 No.418

以前はご教授ありがとうございました。今回工事はもう済んだのですが、銅配管の半田接続が上手くいかずずいぶんと手間がかかりました。下向きソケットの半田あげには、何かプロのコツってあるのでしょうか?今回手間取ったのは既設の銅パイプが多少変形していたみたいで半田あげても水漏れしたのです。
パイプをちょうどの大きさの鉄棒で整形し直して何とか水がとましました。半田もなかなかつかなかったのですが、表面の薬品処理とかするのでしょうか?よろしくお願いします。

【レス記事】

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1.  

Re: 銅管の接続のコツってありますか?

  NOB@管理人 : 2010/02/03(Wed) 20:23 No.419

にわか水道屋さん、お久しぶりです。

銅管のはんだ付けのコツですね。細かく言えばいろいろあるのですが、サイジングと清掃ですね。銅管は最近軟質の巻銅管が多いので、初めから少し扁平しています。したがって接続前には必ず整形をする必要があります。そのための工具としてサイジングツールというものがあります。

銅管の外側に継ぎ手と同じサイズの外面コアを取り付けて、内側を内面コアで拡張するようにたたき込んで出来るだけ真円に近い状態に成型します。これを怠るとうまく半田が吸い上げられません。

次に、接合面の清掃です。サンドペーパーもしくはキクロンで綺麗に酸化皮膜を取り除きます。その後銅管用のフラックス(酸化剤)で仕上げます。フラックスを塗った状態で継ぎ手を挿入すると銅管と継ぎ手の間にフラックスが入っている状態になります。このフラックスに半田を入れ替えるように流し込むわけですね。

こんな感じで理解できたでしょうか。サイジングをしっかりしていない半田は盛り半田になってしまって美しくないですね。盛り半田は過去の技術です。鉛管時代の名残ですね。

こんなところで理解できますか。少しでも銅管配管の経験がないと全く理解できないような内容ですが、これ以上の説明は写真か図解が必要かも知れません。

今夜はこの辺で(^^;


2.  

Re: 銅管の接続のコツってありますか?

  にわか水道屋 : 2010/02/04(Thu) 07:50 No.420

早速のご回答ありがとうございます。
やはり、最初に手間をかけて下処理をしておくのですね。
簡単に表面をナイフで荒らしただけでしたのでくっつきが悪かったのですね。次の機会があったときには手間を惜しまず下処理をします。急がば回れですね。(このことわざって琵琶湖に対して使われていたそうです。この間TVでやってました。ご存じでしょうが・・・)


3.  

Re: 銅管の接続のコツってありますか?

  NOB@管理人 : 2010/02/05(Fri) 12:07 No.421

ナイフで荒らしただけというのはちょっと乱暴でしたね。表面だけで、中の方は半田が回ってない可能性がありますね。

急がば回れは知りませんでした。語源はびわ湖ですか、覚えておきます。それではまた。

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