XPか在来工法か・・・。SMITH : 2004/04/09(Fri) 18:07 No.187 |
この度、我が家のキッチンをリフォームする事になりました。
建物が築20年なので、ついでに給水給湯排水管もリフォームする事になったのですが、架橋ポリエチレン管にするか硬質塩ビライニング鋼管にするか迷っています。「この先、何十年も使うと給湯管の内側が溶けはじめる?」とか「硬質塩ビ管は寿命30年だからその頃にはまた床材はがしてキッチンどけてリフォーム?」とか・・・。最近、夜も眠れません。自分でも色々調べたつもりですが、どうか御教授下さい。
1. Re: XPか在来工法か・・・。NOB@管理人 : 2004/04/09(Fri) 18:08 No.188 |
SMITHさん、こんにちは。
いろいろお悩みのようですね。後から考えるとこの時期が一番楽しいので、気負わずに予算とも照らして考えればいかがでしょうか。
給水と給湯はさておき、排水管はたぶん塩ビ管になるのだと思いますし、他の選択肢は一般戸建て住宅ではほとんどありませんね。それでよいと思います。
さて、給水管と給湯管ですがしばらく前までは給水管が「硬質塩ビ管」か「硬質塩ビライニング鋼管」は主流でした。給湯管は被覆銅管が使われていたと思います。この組み合わせはまんざらでもなく、かなりの実績があります。
一方、架橋ポリエチレン管はここ数年で急速にシェアを伸ばしつつある材料で、ハウスメーカーが使い出してからほとんど移行してしまったと言っても過言ではないでしょう。当サイトでは架橋ポリエチレン管の施工上の問題点をあげています。
http://www.tsutaya-bros.com/truth/20031117.html#p05
サヤ管ヘッダー工法の在り方に少し言及しているのですが、これさえちゃんと出来ていれば、床を剥がさずに管の入れ替えが出来ますので一番良い方法ではないかと思います。
ただ、給水給湯排水管はいったいどれくらいもてば良いかという問題ですが、いま20年目で水道管が傷んだからリフォームするのではなく水回り全体の傷みや汚れも含まれていると思います。となると水道管ばかりが長持ちしてもあまり意味がありません。レイアウトも変えたくなることだってあるでしょう。
また、建物自体が果たして何年もつかという問題も絡んできます。何年か前までのベニヤ板に使われている糊の寿命が建物の寿命だという人もいるようですし、昔の家のように数百年も建っていることは出来ません。
そのあたりとのかねあいも考えると、あまり神経質にならなくても良いのではないかと思います。たぶんローンを組んでも35年とか長くても40年は行かないでしょうし。そのころには家ごと建て替えですしね。
安くて入れ替えの簡単なサヤ管ヘッダー工法の架橋ポリエチレン管で行かれてはいかがですか。是非当サイトの記事をご一読ください。
2. Re: XPか在来工法か・・・。SMITH : 2004/04/10(Sat) 18:08 No.189 |